井の頭自然の会では井の頭公園とともに玉川上水も観察フィールドとしています。
細いけれど約30kmにわたって続く玉川上水には、鳥が運んだ種が発芽し天然の雑木林が発達し、生物多様性にとって重要であることは言うまでもありません。
多様な樹種と植物が見せる四季折々の姿は人の目を楽しませ、その緑陰は気温を下げ、音を緩衝し、風をやわらげ、人にとっても好適な環境を作っています。
2021年に、玉川上水沿線の多団体が連携し「玉川上水みどりといきもの会議」を結成しました(代表:高槻成紀先生)。玉川上水みどりといきもの会議では、環境保全地域としての玉川上水の価値が損なわれることのないよう、様々な活動をしています。
この活動の一環として、過去の都議会議事録や新聞記事を通読して玉川上水保存の経緯を調べたり、各種論文を通読し斜面と樹木の関係を調べたりし、多くのことを学びました。
玉川上水の今後を考えるうえで、下記のレポートをぜひ参考にしてください。
玉川上水の再利用案の変遷 (埋め立てて雑木林だけ残す案もあった)
玉川上水に関する過去の新聞記事を通読しました (新聞記事データベース)
樹木は玉川上水の法面を壊す存在なのか?(論文紹介)
玉川上水は1年でどれくらい流亡しているだろうか?(撮影による法面観察)
