観察のマナー 情報共有のマナー

《観察の基本原則》

井の頭自然の会は観察、撮影、録音などの活動において下記のことを基本としています。

1:自然に極力影響を与えないようにする。

2:採集はしない

3:公園のルールに従い、他者に迷惑や不愉快をかけないように留意する。

《情報管理の基本原則》

井の頭自然の会は観察によって得た生物記録の取り扱いについて下記のことを原則としています。

1:全記録は会員が積み上げた共有の財産であり、データは会の内部で保管し、外部への提供は会員の協議による賛同を必要とする。

2:インターネット上への情報発信は、昆虫、植物、きのこなどにおいては採取、盗掘を誘発する情報源となり、野鳥においては一か所に多数のカメラマンが集結し、営巣放棄など野鳥そのもに悪影響を与えたり、現場を踏み荒らしたり、他者の迷惑となったりするケースが頻発しているので、とくに希少種、絶滅危惧種の情報はインターネット上へ発信しないことを基本とする。一般種の営巣についても同様の配慮を基本とする。

3:公園管理者への情報提供や生物の研究に対する協力についても、盗掘や現場にカメラマンが集結するなどのデメリットを理解していただいたうえで、非公開を前提に提供する。

《マナーとは何か?》

マナーは、法律では禁止されていないが、全体が健全であるために業界全体で考案され、啓発されるルールです。

内容は時代を反映していて、かつては見るだけの観察が主流だったものが、現在はデジタルカメラの普及を背景に、野鳥撮影を楽しむ人が急増しているので、内容も時代とともに変化してきています。

「野鳥に影響を与えないように」という基本原則は今も昔も変わらないものですが、「SNSやブログなどでの情報発信は慎重に」というのは近年のカメラマンの急増と情報伝達の高速化を反映して追加されたものです。

そして、昨今は全体の人口が増えているので、より一層マナーを守る必要性が高まっています。

観察にしても撮影にしても、鳥を大切に思い、人を含めた全体が大切だと思っている人はマナーに従っています。マナーを守らない人は、鳥や社会全体よりも自分の満足や利益を優先していると言わざるを得ません。

マナーを守り、誰からも後ろ指をさされることなく、いつも健やかな気持ちでいられるほうが、日々の観察を心から楽しめますし、分かち合える仲間も増えて、間違いなく有意義になります。

野鳥観察、撮影のマナーは下記を参考にしてください

日本野鳥の会 野鳥観察・撮影マナーガイドライン(事例集 2022年4月26日 策定公開)

日本野鳥の会 野鳥観察。撮影マナーガイドライン(本文 2022年4月26日 策定公開)

Nikon 守ってくれてありがとう「みんなの撮影マナー」 – 野鳥撮影のマナー | Enjoyニコン | ニコンイメージング (nikon-image.com)

日本野鳥の会とCanon 日本野鳥の会 : マナーを守って 野鳥撮影を もっと楽しもう — 野鳥撮影マナーブック — (wbsj.org)

都立井の頭恩賜公園 公園からの注意事項 | 井の頭恩賜公園 Inokashira Park 公式ホームページ (tokyo.lg.jp)