活動内容

ー 観察記録活動 ー

 井の頭自然の会は野鳥、昆虫、植物、きのこ変形菌、水生微生物などの観察をおこない、その記録をまとめ後世に残すことを目的の一つとしています。

 野鳥班は毎月1回、玉川上水と井の頭公園全域そして神田川のラインセンサス調査をおこなっています。また、野鳥、昆虫、植物、きのこ変形菌、水生微生物など日々の観察記録を蓄積しています。

ー 保全活動 ー

 井の頭自然の会は2022年から、小鳥の森内に投げ込まれたゴミの清掃作業を許可をいただいて実施しています。小鳥の森は人が立ち入らず、自然に任せることを基本にしている保護区であるため、清掃での立ち入りも植生に影響を及ぼさない範囲で実施し、頻度も年に1回としています。

 また、井の頭での活動の先輩である「井の頭かんさつ会」がおこなう保全活動に作業協力しています。 万助橋近くの「通称:百年森」や「ミズタマソウエリア」での外来植物除去や希少植物の保護、「神田川」での清掃などを可能な範囲で協力しています。

ー 意見交換活動 ー

 井の頭自然の会は2021年より井の頭自然再生協議会のメンバーに加わり、協議の資料となる生物調査データの提供をするほか、井の頭公園の管理と自然再生についての意見交換をさせていただいています。井の頭公園を管理する西部公園緑地事務所の皆さんや、他の団体の皆さんと意見を交換し、勉強させていただきながら将来像を描く協議会は大変有意義で、人の連携によって自然が守られる実感があります。