日本の食材チャレンジシリーズの最近のブログ記事

淡水と海水が入り混じる風連湖産の活あさりが到着しました。やっぱり一般のあさりに比べて大きいですねぇ!北海道の自然の大きさ、豊かさを感じます。

チャレンジシリーズといっても前回のホッキ貝ほど難しくはありませんが、新鮮な食材を最高の状態で食べる、気合を入れて調理してください!

食された方!短いコメントでもかまいませんので、ぜひコメント書き込みよろしくお願いします!

 

北海道別海町で漁業と加工と流通を手がける大橋さんと出会って、まず取引以前に「なぜこの仕事をしているのか?」という話をたくさん聞かせていただきました。私も自分の仕事に対する考えを話しました。

大橋さんの住む別海は北方領土が浮かぶオホーツク海、広大な湿原を流れる川、淡水と海水が入り混じる風連湖などバリエーションに富んだ自然がまだそのまま残っているところです。

そんな自然が生み出す海の幸を最善の漁獲方法と最善の加工で仕上げ、世の中に送り出している大橋さんが憂慮するのは、「すぐに食べられる調理済みの食品はよく売れるが、下ごしらえなどが必要な食材はだんだん家庭で使われなくなってきている」ということ。

たしかにスローフードなどの言葉は広まっていますが、現実はますますファーストフード化され、家庭で使う食材も「菜っ葉ならほうれん草、小松菜」「魚ならシャケ、アジ、サンマ」というようにポピュラーなもののローテーションで単調になりがちだとおもいます。

実際それらのポピュラーなものは良く売れるので、そればかりが売られ、本当の意味での豊かさである旬の食材は少しずつ店頭から姿を消す傾向にあると思います。

それならば、と言うことで今週「チャレンジシリーズ第一弾」として別海の北寄貝を扱ってみました。

食品の流通を20年以上やってきましたが、生きた貝を運ぶのは初めてです。

購入する方々も「北寄貝を見るのも初めてなら、調理するのも初めて」という方ががほとんどです。

どれだけ注文が入るのか?どんな展開になるのか?いろいろ未知数でしたが、想像以上に注文が入り、大橋さんからの北寄貝の到着を待ちました。

注文した翌日に大橋さんからFAXが入りました。「季節はずれの北風で流氷が接岸し、ここ数日北寄漁ができない状態、明日の朝、流氷の様子を見て、出航できなければ指定日時の納品が出来なくなりまが、自然のものなのでご理解いただきたい」とのこと。

そしてその翌日には「今朝5時に出航し、8時には風が強くなってきたので北寄漁を中止し港に戻りました。したがって予定通り発送することができますのでご安心下さい」というFAXが入りました。

私たちの注文した北寄貝を獲るための漁船が、流氷を縫って、まだ薄暗いオホーツク海に出て行く風景を想像するだけで胸が熱くなりました。(ちょっと大げさですが・・)

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↑説明書をみながら自分でもさばいてみました。やってみれば意外と簡単でした。

生きた北寄貝を見ただけで「これはうまいだろう!」と言い、刺身、バター焼き、ボイルなど「うまいうまい!」と喜ぶうちの長男。一切魚介類を食べない次男は「十万円もらっても食べない」と拒絶でした。兄弟でも反応は違うものです。

生きた状態で届く北寄貝の味は、いままで食べたものと全然違って、旨味の濃さがずば抜けていました。