天洋食品の冷凍餃子事件をピークに中国産食品を排除する傾向があり、チベットへの弾圧などもあったので、いよいよ中国に対する不信感は高まってしまってます。しかし、私は中国産=毒入り、中国人=犯罪者、としてしまうのはあまりにも短絡的過ぎる考え方だと思います。
「中国の食品は管理が悪い」という印象を皆さん持っていると思いますが、テレビ報道で見る限り天洋食品の工場は非常に近代的で、日本の食品工場と比べても変わらないレベルのものだったと思います。
今回の餃子事件は施設や製造工程に問題があったわけではなく、誰かが人為的に混入させたのだと思います。そうだとすると、それは中国だからということではなくて、日本でも起こりうることで防ぎようが無いのではないか?と思います。
実際に、餃子事件の後に「爽健美茶」などのペットボトル飲料に農薬が混入され、買った人が飲んでしまった事件がありましたが、チョロっと報道されただけで「大問題!」にはなっていないのも不思議です。少なくとも天洋食品は餃子事件の後、流通している商品を全て回収していますが爽健美茶は今もコンビニで堂々と売られています。この差はなんなのでしょうか?私にはさっぱりわかりません。
中国産が嫌われているご時世に声を大にして宣伝するのは逆行していることかもしれませんが、私が10年来販売している中国産の自然塩「海の日記」は本当にすばらしい塩だと誇りをもっています。

海の日記は海水から作られる自然海塩ですが、以下のような特徴があります。
●中国大陸の海岸線には無数の塩田が存在するのに始皇帝に献上されていたのは福建省恵安のこの塩田で作られた塩だった
●微量ミネラルは金属元素なので比重が重く、海の表層より深海のほうが種類も量も豊富である。恵安の海岸線は特殊な潮の流れで深海の海水がせりあがって到達する。(表面の海水は沖のほうへ流れ深海水が上がってくる潮の流れなのではないか?と想像している)
●福建省恵安の塩田の周りは花崗岩質の土壌で山のミネラルを含んだ河川が海に注ぎ込んでいる。(河川からのミネラルや有機物も塩に影響を及ぼすかもしれない)
●満潮時の海水だけを塩田に引き入れている(おそらく深海水がせりあがってきて最もミネラル豊富になるのが満潮時の海水なのだと思う)
●海水を火で焚くことなくセラミック塩田で自然な温度でゆっくり結晶させている。(古代は割れた陶器が敷き詰められていたという。千年前から続けられているこの製塩方法は中国でも唯一)
●(高温で振動しながら短時間で結晶する塩と低温でゆっくり結晶する塩とでは抱き込むミネラルの種類が違ってくるのではないか?と想像している)
●加熱していないので海水中に含まれる酵素が活性を維持しているのではないか?他の塩には見られない効果があるのはそのためではないか?。
●塩田の中で結晶してきたドロドロの塩を畦に積み上げて余分なニガリ(マグネシウム)などを抜きながら天日乾燥、熟成される。
この塩を見つけて日本で初めて研究と販売をしたのがアネックスランドの前田さんです。前田さんの畑ではこの「海の日記」から抽出した微量ミネラルを作物や土壌に与えて、作物への直接的影響やミネラルバランスの違いによる微生物の違い(発酵の違い)などが研究されています。
前田さんのところでさまざまな実験を見させていただき、勉強させていただきました。ポリ容器にミネラルを混ぜて詰められたオカラは真夏に一ヶ月、炎天下に放置していても腐敗することなく、良い発酵で人間がパクパク食べられるものでした。
「ミネラルのバランスをとってあげるとカビなんか生えないんだよ」と言って見せてもらった発酵いちごエキスは、常温発酵なのに本当にカビなど発生せず、甘酸っぱさが凝縮されてすばらしくおいしいものでした。
そのほかにも完全無投薬による養鶏、一箇所から何本も成るきゅうり、わずか十数センチの表土なのに無農薬で育つりんごなど、ミネラルは生命の循環の中で大きな働きをしていることが実感でき、驚くことばかりでした。
我が家でも10年位前に「死にそうな野良猫の子」を女房と子どもたちが家の近くで発見し、まず獣医さんのところに持ち込みましたが、獣医さんは「この猫は先天的に異常があるので助ける方法はありません。持ち帰って家で看取るか?それともここで安楽死させますか?」という話。女房と子どもはペットを飼わない主義の私に「死ぬまでの間だから家に置かせて」と頼んできました。
私はその子猫を見て「なるほど、もう長くは生きられないだろう」と思いOKしました。子猫は痩せ細り、目も開かず、音も聞こえない様子。半身は麻痺していて、片側の手足だけを動かすから同じ場所をグルグル回っていました。
深夜になって私は「野良猫だからろくなものを食べていないだろう・・・微量ミネラルを与えたらどうなるだろうか?」と思い、スポイトでミネラルを強引に飲ませてみました。
朝になったら子猫は座り方がすこしまともになっていて、音も聞こえるようになっていました。
そしてミネラルと食事を与え続けて1ヶ月後には1メートルくらい垂直にジャンプできる健康な猫になっていました。
私はこの塩を使って「無農薬梅干」や「マヨネーズ」などを製造してもらいオリジナル販売しています。
今年の夏過ぎには「オリジナル無農薬味噌」が仕上がってきます。そして秋には北海道の大橋さんにも鮭の棚干しなどで利用していただく予定です。

↑最近日本で勢力を拡大しつつある中国産のガビチョウ。飼い鳥が逃げ出して野生化したものと推測されています。
さえずりが複雑で美しいともいえるのですが・・・最近は増えすぎではないの?と心配する人も多く、野鳥観察の世界でも中国産が嫌われ者になっています。
地面に穴を掘って餌を探す能力なども高く、日本の在来種が追いやられてしまうこと、私も心配です。目つきも悪いし、犯罪者っぽいですね。